もはや思い出が多すぎる仕事だ
ぽめすは1週間ほどで完全なるパリピに変身、もともとセンスはあったんだと思う
相手を笑わせるトークも身について客も付くようになった。
正直呼べば来る客が6人いればいいのだ
1週間それで回せばいい
まあそれはいいとしてぽめすは大学生だ
客はキャバ嬢、大学生、風俗嬢と様々だが
一応関係を持つ事は軽く禁止されていた
まあヤッてしまうと店に来ないで外で遊ぶ可能性があるからね
まあぽめすには関係ないけどね!
知らないもんね!
多分普通の人の10倍くらいの女の子と2年間で遊んだと思う
ぽめすの客は結構優しい人が多かった
オタクも多かった
店のカラオケでハルヒのゴッドノウズ?まあそんな曲を歌ってると隠れオタクが爆釣する
イケメンのオタクは強い
超強い
すぐ自分の客になるし、話すのも楽、お金も使ってくれる
最高だよまったく
そんな中すんごい美人の客がいた
もう可愛いとかじゃなくて美人
オタクだった、風俗嬢だった
簡単な話、男の借金を肩代わりして風俗で稼いでいるって話
よくある話だけどちょっと寂しくなった
すごい良い人だったし喋ってて楽しかった
酔っ払うと泣き出したりしてもうやるせなかった
しかもアホほど金使ってくれる、毎回シャンパン入れてくれる
俺は吐くだけなのに
店長は搾り取れってうるさかったがそんな気にはならなかった。
まあ朝まで飲んでホテル行ってダラダラして帰るっていう感じで
2週間に一回くらいのペースだったけど楽しみにしてた
多分好きだったんだと思う
飲屋街の全部のメンパブで新人の誕生日の売り上げ競うってのがあったんだけど
この人のおかげでぽめすが新人王になった
この人1人でドンペリ1ダース開けてくれた
雑誌に一面に乗って2人ですげーって話してた
そして一年くらいして急に来なくなった
連絡もつかないし
借金返し終わって店抜けたようだった
まああの顔だからかなり稼いでいたんだろうね
結局彼女にとってぽめすは夜の遊び相手だったという事だね
なかなか寂しい思いをした気がする
おやすみなさい