ぽめすのお話

パチンコ店バイト→メンパブ→料理人→パチンコ店店長→営業マン→お坊さんと職業を転々とした男の子のお話、基本的に仕事の裏側のお話が多め、大体深夜に更新

ぽめすと楽しい大学生活

ぽめすだって最初は真面目に学校に行く気配はあった

まあ一人暮らしってだけでテンション上がるし、ちょっとはサボった

ちょっとじゃなかったかも

思ったよりパチンコ店のバイトきつかった

言い訳だけどね

まあ

そんな話

大学の入学式が終わり、ぽめすは友達を作る事にした

ボッチなんて嫌だもの

んで、いろんな人に喋りにいった

なんかウマが合いそうなヤツを発見

なんか喋っててチャンネルが合うというか

まあ

コイツは友達になるべきだと

直感よね

んで初日からソイツの家に泊まってゲームやらなんやらした

実は一個上だったけど、タメ口でいいらしい

なんかぽめすと同じ匂いがすんな…って感じ

こいつはA君、今も親友

なかなか破天荒で、夏休みに地元で合コンをし、彼女をそのまま家に連れてきて

キャバクラで働かせてヒモ生活で大学を卒業した

これだけ書くとクズだがコイツは結構頭おかしい

と言うか、頭がいい

キャバクラで働かせた後に接客とかなんとか独学で学び、彼女に叩き込んで

彼女を店のNo. 1にして雑誌の表紙までにした強者

しかし信念があり、

またこれも頭がおかしいのだが

俺が年収1000万超えないわけないから、今は彼女が稼ぐ、将来は俺が稼ぐ

という話らしい

ヒモのくせに何言ってんの?って思うかもしれないけど

コイツは初任給というか、初年度の年俸800万の会社に採用された

Fラン大学卒なのに

しかもクソホワイトな会社である

有言実行してみせる男だ

しかしその時には彼女は別れて実家に帰っていたという

なんとも救われない彼女である

ぽめすもメンパブ時代に何度か店で会っているが、まあまあ良い子だった

でもちょっとアホだったかな、顔は良かったけど

まあ多分この男は頭が良いんだ

知恵があるというかそういう感じ

喋ってて得るものが多いから今でも友達なわけだ

ぽめすがメンパブをバックれた時に家の窓を割ったメンバーの1人である

 

そしてもう1人

またもや親友がいる

ぽめすは生徒会みたいなサークルに入っていた

学生会ってヤツ

なんか可愛い先輩がいたし、ある程度友達作ったら辞める気だったし

なんでも良いなら就活でイメージの良さそうなサークルが良かった

んでんで

なんか貫禄のある先輩がいるなぁと思ったら

タメだった

なんかずっとタバコ吸ってた、すごい速さで

まじでずっと吸ってた

なんかコイツはまじやばいと

話しかけないでおいた

なんかこう

バトルロワイヤルに出てきそうな

全身迷彩服で腰になんかジャラジャラついてた

武器的な何かが

まあ友達にはならないタイプ

んでんで

なんかのオリエンテーションで、体育があった

まあテニスとかバスケとか適当にやって良いよみたいな授業

その時俺たちは適当に集まった3人で、テニスをしたかったが1人足りなかった

遠くにテニスの壁打ちをポンポンしてる迷彩服を見つけて

なんかちょっと寂しそうだったので誘ってみた

すると

煙いきましょうよw良いのあんすよw

って

なんだこの人コカインでも吸う気?

売人のそれ

でも多分この人面白い

んでまあ喫煙所行って

なんかぶっといハマキ出してきた

コイーバとかじゃなく

なんというか

下品なデカさの葉巻

ぽめすは吸った事が無かったから肺まで入れて咽せた

死ぬかと思った

んでテニスそっちのけでタバコを吸っていると

なんかこの人面白い

友達になった

なんか大学に何しに来てんのって思うじゃん?

青春しに来てるんだ

特に目標も無いダメな大学生

それがぽめす

今なんとかなってるのが不思議だ

んでんで

迷彩の家にAと遊びに行くことにした

なんかすげー良い家

この人結構ボンボンで

都会の一等地、駅前に一軒家がある

なんでこんな男になったんだと思うが

兄貴は外国でDJをしているそうで

まあ特殊なご家庭なのだろう

数回実家に泊まりに行ったけど

子供相手に敬語を使うような家庭だった

かなり育ちがいい

まあなんかあって迷彩は迷彩になったのだろう

ぽめすとAと迷彩は結構常に行動を共にしていた

なんかヤバい3人だったろう

ドラマになりそうだ

Aは良くスロットに行き、ハイエナでなかなか稼いでいた

ぽめすはパチンコ屋でバイトをし、まあ前書いた彼女とイチャコラしてた

迷彩は永遠にとFPSをしていた

あとエアガンの手入れとか軍事研究とかいう謎の本を読んでいた

この人狂ってて

48時間とか平気でゲームして一日寝るみたいな生活する

泊まりに行くと一緒にゲームをする

ネトゲの場合は変わりばんこ

寝ると起こされる

まず布団を隠され

真冬に窓を全開にされる

それでも寝てるとアンモニアカプセルを鼻近くで割られて覚醒させられる

気絶した人を覚醒させる薬ね

まじで飛び起きる

イカれてる

でも楽しい、そういう生活を楽しむんだ

ぽめすがメンパブをバックれた後に匿ってもらったのがコイツ

なんか変人でめちゃくちゃやるんだけど

なぜか憎めない人

謎だ、

まあ良い人である事は間違いないでしょ

極右だけど

アニメを見たのも迷彩がオタクで家にDVDがいっぱいあったから

なかなか良い出会いに恵まれるものだね

頭おかしいけど

んでんで

結局学生会には全員大して行ってないけど

行けば行ったで浅い友達と喋ってた

なんか先輩からしても注意しづらいのだろう

なんかチャラチャラしたぽめす

頭が良いというか知恵があるA

まじで何考えてるかわからない武器職人みたいな迷彩

3人でヘラヘラしてるんだから近寄りづらかったろうに

まあ先輩ヅラはしないで欲しい

大学生なんてバカの集まりだ

高校まで積み上げてきたものをゼロにする場所だ

Fランなんてそんなもん

一回参加しない飲み会の会費を請求され

そもそも行くって言ってないのになんで金取るの?

みたいな口論になった事がある

先輩と

そしたらみんな出してるからとか意味わからん事言う

そら出すだろ、参加したんだから

こっちはバイトで行けないって言ってたし

迷彩は飲めないから行かないって言ってたし

すると迷彩が

今それって赤なの?黒なの?

と食ってかかった

サークルに参加してる以上赤字なら考えるが、黒字なら出す意味が分からんと

そしたら一応黒だけどって

アホなん?

幹事バックの分出すの?お前らの小遣いなんてなんで出さなきゃいかんの?

と反論し、

先輩はブチギレて

もういいから!とか言って出て行った事がある

間違ってないと思うんだけど

バカだなぁ

そんな立ち位置

邪魔だったろうなw

まあ若かったからね

迷彩はもう人間性が完成されていて、今でも変わってない

ぽめすがメンパブをしていた時は仕事終わりによく迷彩の家で休憩していた

いつでも受け入れる優しいヤツだ

 

一応ぽめすには友達のラインがあって

急に家に入って来られて不快にならない人は親友、それ以外は友達

そう決めている

分かりやすくて良い

2年生になって後輩も入ってきた

結構人気があった、三人共

なんかおもしれぇ人達ってね

 

そういえば一度、バトルロワイヤルをした事がある

エリアは街全部

期間無制限

学校では攻撃禁止

撃たれた、刺されたら負け

まあエアガンとゴムナイフだけど

迷彩は夜中から朝にかけてターゲットの家の前で待ち伏せし、出てきたところをエアガンで打ちまくって優勝した

なんかアパートの扉の前に吸い殻が数十本あったから

数時間息を殺して出てくるのを待っていたんだろう

イカれてるが面白すぎる

そういやサークルには大学デビューのヤツらもいたけど

3人には絡んでこない事が多かった

特殊すぎるからね、みんな個性的

そんなこんなでA以外は大学を卒業していない

でもね

得たものは多かった

あの2人に出会えたのなら学費も安いもんだ

ぽめすは自分で学費払ってたし文句は言わせない

まあそんな感じ

またちょこちょこ書こう

面白い話はいっぱいある

まあ

おやすみなさい