ぽめすのお話

パチンコ店バイト→メンパブ→料理人→パチンコ店店長→営業マン→お坊さんと職業を転々とした男の子のお話、基本的に仕事の裏側のお話が多め、大体深夜に更新

ぽめすと修行中のお話2

精神と時の部屋で1週間すごしたぽめすは、ついにこの部屋を出る

同じ建物に下っ端軍団のための場所がある。

上山は数回のグループに分かれており、もう十数人いて、みんな死んだ顔をしていた。

上山は修行を始めるために寺に来る事ね、

ちなみに10番上山まである、それぞれ五人ほどだ

最終的には50人くらいの下っ端軍団が完成する

人権がない奴隷集団だ

早く修行を始めるメリットは別にないんだけど、まぁ親に早めに送り込まれたんだろう

可哀想に

すぐさま仲間たちと朝の掃除に取り掛かる

時間厳守なんだ、まじで数分刻み

寺の中を雑巾掛けするんだけど

その距離1400メートル

走ってもそこそこ疲れる距離を毎日朝と昼に雑巾掛けする

遅いと怒鳴られる

ぽめすはもう肺が爆発しそうになりながら頑張った

他のヤツより社会人やった分数年年上なんだ

他は家が寺だから大学卒業後にすぐ修行だ

終わったら今度は書き物だ

ノートびっしりの仕事メモみたいなヤツを書き写す

3日でノート2冊分

他の仕事やりながらだから寝る時間削るしかない

だいたい1日に2時間も寝れない、あとは動きっぱなし

ご飯はお粥、ずーっとおかゆ、あと草と葉っぱ

頭おかしくなるで

法要があったら出て、正座

基本動いてない時正座

正座の痛みは蓄積するんだ

常に痛い

んで晩御飯食って風呂

一応風呂は入れるけど

大浴場の蛇口が20個くらいあって、我々雑魚組は端っこの3個を全員で使う

50人が三列に並んで、1番前のヤツが桶にお湯溜めて後ろに回していく、なので蛇口の前に来る頃には体は洗い終わっているので流すだけ

んで風呂に体育座りで寿司詰めで入る

ザリガニだザリガニ

ちなみに風呂など自由に行けるハズもなく、先輩が引率する、その先輩の風呂が終わったら問答無用で出なければいけない。

最後の方に並んでたら身体も流せない場合もある

んで恐怖の時間が始まる

正座をして今日1日で失敗した事をこれでもかと責められる

手も出るし足も出る

不貞腐れたりするとボッコボコにされる

目をつけられると数ミリ動いただけでぶん殴られる

まあぽめすは良い子だったのでそんな事なかったけどね

失敗といってもアレよ

時間数分間違えたとか

鐘を鳴らすのが数回多かったとか

まじでそんなもん、とりあえず怒って殴る理由を探されてる感じ

ゴミである

怒られる事が無くなるとすぐ就寝準備

しかしそこから雑魚組のお勉強時間が始まり、次の日の仕事などを頭に叩き込む

なぜか仕事中にメモを見てはいけないんだ

1日の動きを全て頭に叩き込む、しかも毎日違う仕事が与えられる

なんなんほんと腹立つ

もう言っちゃえばぽめすは坊さんが嫌いなんだ

寺産まれのボンボンだらけでインキャが多い、先輩になって権力もった瞬間に調子に乗って下をいじめ出す

しかもこの世界は面接がない、なので社会人時代に出会わないようなポンコツも多い、

常識もない、もうコイツらは山降りたら和尚様になってしまうからタチが悪い

そして夜に抜け出してキャバクラやら風俗に通い始め、2年後くらいにはプロの接客を受けただけなのに自分はイケてると思うモンスター素人童貞が大量に沸き始める

金?そんなの親が送ってくるか、寺に来た地元の和尚から貰う

修行ってなによ

んで真面目に抜け出しもせず、

というかキャバ嬢やら風俗に金出したく無いぽめすに向かって女の口説き方やらイカせ方を頼んでもないのに教えてくる

俺に?ぽめすに女のなんたるか教えられんの?お前が?俺に?どうやって?

まあ良い人もいるけどね、圧倒的にクズが多いのだ

別にそんな目で見られても構わない、お経とかいうふわふわした物売って大金を貰っていく悪い奴らが坊さんだ。

長くなるのでまた今度書こう

おやすみなさい